My Blue Paper

青いインクを零したみたいに

日向坂46ドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」

 

日向坂46ドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」を観ました。

今後回を重ねたり、人の感想を見たら異なる注目点や感想も出てくると思うけど、まずは1回目を見た自分の感想をまとめました。
Twitterとともにアイドルヲタクをしていると常にコンテンツと感想がセットで流れてきますが、この映画は皆ネタバレを気遣って大まかな感想しか流れてきませんでした。ヲタク素敵やん。人の感想を見ずに自分の感想だけを連連と書き出したのは久しぶりです。


※※ 以下ネタバレを含んだ感想なので、そこはご注意を。※※

 

 

大体のアイドルグループがそうだと思いますが、日向坂46の歴史も全て綺麗なもので構成されているわけではありません。

井口眞緒さんの謝罪、柿崎芽実さんが最後に告白した卒業の理由。それを雑に流すわけでも、誇張するわけでもなく映されていたのがドキュメンタリー映画としてすごく良かったなと思います。

 

当初4月に予定されていた公開が延期になり、8月7日に上映開始。その間に長濱ねるさんの芸能界復帰がありました。
そんなことすらも”運命”なのではないかと大仰しく思ってしまいます。
あらたな一歩を長濱ねるさんが踏み出したから、けやき坂46で苦しむ長濱ねるさんの姿もスクリーンから目を離さずに見つめられた気がします。

 

映画の軸の一つであるのが、小坂菜緒さん。
デビュー曲でセンターを任されて悩んでいた時期から、自信を持って外の世界でも羽ばたくようになるまでの変化が目に見えるのが気持ち良いです。
“人は変わる”ことを実感しているのは誰よりもきっとこさかな本人で、ひらがなけやきに惹きつけられた小坂菜緒さんが、日向坂46の真ん中で人を惹き付ける存在になった。引力の連鎖を生むグループに今後もずっと惹きつけられるのだろうなと思います。
日向坂のことめっちゃ好きですね、てインタビュアーに言われて照れる小坂菜緒さんめっちゃかわいい。 

 

こさかなとは反対にいい意味でずっと”変わらない人”佐々木久美さん。
変わらずにひらがなけやきを信じ続ける佐々木久美さんが居たから3年目のデビューが叶ったんだなと思うほどに大きな存在。
1期生は良い人の集まりだけど、良い人なだけでは売れない。グループのための優しさを行動に移せる久美テンが居てくれて本当に良かった。

 

人にさりげなく寄り添えるあやちゃんの優しさもすごく好き。
予告であやちゃんが「影もだよ!」って影ちゃんの体まるごと腕でくるんでいるシーンが大好きで「これ絶対前後の流れも含めて本編に入っててくれ!」と思っていたから、しっかり入ってて嬉しかった。
あのあと影ちゃん「絶対出る」と答えてたんだなぁと知って泣きました。影ちゃんもメンバーも皆「影山優佳が居る日向坂46」を当たり前に未来に思い描いていたことが嬉しいのです。
デビューして、どんどこ坂駆け上がっていくグループを休業中ってすごく不安になると思う。
それでも笑顔で「東京ドームおめでとう」と祝福する影ちゃんは優しくて偉い、でもそこに「影もでしょ」「影もだよ」って即座に口にする同期たちがいて、そして「絶対出る!」と答えられる関係性が本当に素敵です。


青春の馬の振り入れで、連鎖していく涙があまりにも綺麗でした。
メンバーと周りの皆さんの愛とパワーが詰まっていて、こちらも自然と頬を伝うものがありました。というかボロボロ泣きました。
ハッピーオーラを放ちポカポカキュンとさせてくれるグループだけど、力強いパフォーマンスで活きる力を見せてくれるグループでも在ると、皆の想いを通じ合わせてくれたこの曲と制作に携わってくれてた全ての関係者に感謝です。
期待していない自分を貰ったときとは全然違う気持ちで道標となる曲を受け取れたのではないかなと思います。
DASADAライブの青春の馬が大画面で見れたのも嬉しかった。青春の馬の渡邉美穂さんを見ると血湧き肉躍るヲタクなので。

 

レコ大のドレミソラシドも大画面で見れて最高!
目まぐるしい日々を送った1年目で紅白の前日でもあるのに忙しなさを一切感じさせないパフォーマンスは3年目のデビューだからこそかもしれないな、なんて思いました。
オーケストラが奏でる美しいドレミの音、この日のために仕立てられた衣装、晴れ舞台を全力で楽しむメンバー、すべてが合わさったドレミソラシドはこの先何度も見て何度だって感動すると思う。

 

オードリーのコメント映像は首ばっかり見てしまいますね、首がない春日さんと首太すぎ若林さん。
「面白いけど品がある」って若林さんのコメントすごく好きです。TIFのライブ直前だかにとしちゃんが言っていた「ポップで可愛くて、でも坂道らしさがあるって思ってもらいたい」にも通ずりますね。挨拶を徹底するなど、基礎の積み重ねが人や組織を作るっていうのは社会人としても刺さります。

 

さて、エンディングの話をします。
エンディングの渡邉美穂さん可愛すぎませんでしたか??
枝みたいなの拾って嬉しそうにこのちゃんに見せてるみほち5歳時かな?可愛すぎてあのエンディングを見るために何回でも映画館に行くぞ!という気持ちになりますね。
みほちのことばっかり見てたので他のメンバーも見たいけど、結局みほちを見てしまいそう。
レッスン映像でガンギマリの顔になっている渡邉美穂さんも、わちゃわちゃ赤ちゃんみほちも何もかも好きです!!!

 

最後ただの推しメン好き好きヲタクになってしまいましたが、日向坂46を好きになって本当によかったと心から思える映画でした。

日向坂46、大好き!!